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ユニバーサルロボット

デンマークの大学生3人が設立したユニバーサルロボットは、世界中でも早くの頃から商業用の協働ロボットを生み出した企業です。同社の協働ロボットは世界中の製造現場に導入されており、市場シェアは50%、保有する特許も数多いです。

同社は「Empowering People」という行動理念を掲げており、環境保全や労働環境に対する責任を全うすることをはじめ、SDGsに合致したクリーンな企業経営を貫く姿勢をはっきりと示しています。

ユニバーサルロボットの
協働ロボットについて

ユニバーサルロボットの協働ロボット

※参照元:ユニバーサルロボット 公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/)

ユニバーサルロボットの協働ロボット

※参照元:ユニバーサルロボット 公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/)

ユニバーサルロボットの協働ロボット

※参照元:ユニバーサルロボット 公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/)

ユニバーサルロボットの協働ロボット
ユニバーサルロボットの協働ロボット
ユニバーサルロボットの協働ロボット
           
モデル 質量 可搬重量 リーチ長 ダイレクトティーチング機能 位置繰り返し精度 トルクセンサーの搭載
UR3e 11.2kg 3kg 500mm - ±0.03mm -
UR5e 20.6kg 5kg 850mm- ±0.03mm -
UR10e 33.5kg 12.5kg 1300mm - ±0.05mm -
UR16e 33.1kg 16kg 900mm - ±0.05mm -

※可搬重量:ロボットの性能を維持したまま持ち上げられる重量のこと。

※リーチ長:ロボットアームの長さのこと。長いほど、高いところ、遠いところへの運搬・作業が可能です。

※ダイレクトティーチング:作業者が手でロボットを動かし、直接動作を覚えさせる方法。ロボットになれていない方でも、簡単に動作設定ができます。

※位置繰返し精度:同一条件下で繰り返し検査を行った場合の測定値の変動幅(ばらつき)のこと。幅の値が小さいほど正確であることを示しています。

※トルクセンサー:トルク(軸をねじる力)を計測するための装置のこと。協働ロボットにおいては、人や障害物との接触を検出することにも役目を果たしています。

ユニバーサルロボットの協働ロボットのラインナップは4種類。タッチパネルを仕様した教示やダイレクトティーチングに対応しているため、簡単にプログラミングできます。

また、アプリケーションキットや周辺機器が充実しており、組み立てや塗装、ネジ締め、ラベル貼りと梱包、研磨、射出成形、溶接といったあらゆる加工作業に対応しています。

プログラミングは容易で短時間でセットアップできますが、URアカデミーというオンライン講座が用意されているため、ロボット導入に不安がある場合も安心です。

多くの作業に対応している、「性能」面に特化したユニバーサルロボットの協働ロボット。協働ロボット導入で業務の効率化を図るのなら、目的に適したロボットを選ぶことが重要です。当サイトでは、「性能」「シェア」「簡易性」という3つの切り口で協働ロボットを選出しています。何を選べば良いかわからない…という方は、ぜひ参考にしてください。

「性能」「シェア」「簡易性」に
優れた協働ロボットを選ぶ

協働ロボットの
シリーズについて

UR3e

ユニバーサルロボットの最軽量モデルで、本体重量11kg余りの卓上型小型協働ロボットです。すべてのジョイントが±360°回転する上、末端のジョイントは無限回転が可能で、軽量物の組立やねじ締め作業に適切です。

UR5e

可搬重量5kgのモデルで、ピック&プレイス、品質検査といった中程度の重量を扱う工程の自動化に適切です。動作半径が最大850mmあり、手の届く範囲での作業を自動化し、他の生産工程に作業者を振り向けて効率を向上させることが可能になります。

UR10e

12.5kgの可搬重量と1,300mmのロングリーチを備えた、汎用性の高い協働ロボットです。 マシンテンディング、パレタイジング、パッケージングなどの自動化に向いています。

可搬重量が大きく、1回のピックでより重いワークや、多くの箱の移動、より重いツールの仕様が可能なため、作業員を重労働から解放して適切な工程に再配置できるようになります。

UR16e

最大可搬重量16kgの本モデルは、重量物を扱うマシンテンディング、マテリアルハンドリング、梱包・パレタイジング、研磨・バフ取り・バリ取り、高トルクのねじ締めなどに適しています。

16kgの可搬重量があるため、重量のあるエンドエフェクタを取り付けることも可能。さらに、1回のピックで複数の部品を持ち上げられるため、タクトタイムを削減して作業効率を向上させます。

ユニバーサルロボットの導入事例

切削加工を自動化して
20%以上の生産性向上を達成

※引用元:ユニバーサルロボット公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=lrOIzsG5DGc)

ベアリングレース旋削加工、FA設備、単能機や工作機械などの設計・製造を行なうこの会社では、受注増を受けてNC旋盤装置を追加導入しましたが、人員確保がままならない状況が続いていました。

設置面積が小さいことと安全性能の高さが決めてとなってUR5を導入したところ、作業者2名分の人件費を削減でき、24時間稼働になったことで20%以上の生産性向上を実現しました。

自動車駆動系部品の製造で
熟練工の作業を再現

※引用元:ユニバーサルロボット公式YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=JLQxe6OCGds)

自動車駆動系部品を製造するこの会社では、慢性的な人材不足を解消するためにUR5を導入しました。最初に導入されたのはギアの組み立て工程。

熟練作業者の経験や勘に頼っていた作業を自動化するには苦労がありましたが、外付けトルクセンサーなどを使い、作業者の手の感覚を再現することに成功しました。

この会社ではUR5を追加導入し、ビスカスカップリングの内部に組み込む薄い金属板の面裏判定工程を自動化しました。その結果、24時間フル稼働で月に60万枚の生産能力を生み出すことに成功し、作業者の疲労を低減することができました。

ユニバーサルロボットの基本情報

COMPARISON
「性能」「シェア」「簡易性」
に優れた
協働ロボット3選
性能で選ぶ
可搬重量やリーチの幅が
広い
ハイスペックロボット
Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)
Doosan Robotics

※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)

  • 本体重量100kg以下で可搬重量25kg・リーチ長1700mmを実現
  • 「高性能」を120%使いこなす為の教育サポートを用意
  • 全軸センサー搭載+守備範囲の広いゾーン設定で安全対策を徹底

Doosan Robotics
公式HPを見る

シェアで選ぶ
デンマーク発!
世界
シェアNo.1の王道ロボット
ユニバーサルロボット
ユニバーサルロボット

※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)

  • 世界的なシェアを誇るトップランナー的存在
  • 製造から教育・研究機関まで豊富な導入事例
  • ドイツ技術検査協会の認証を受けた安全性

ユニバーサルロボットの
公式HPを見る

簡易性で選ぶ
設置・設定を楽にする世界初
カメラ内蔵型協働ロボット
Techman Robot(テックマンロボット)
Techman Robot

※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)

  • 「見た画像」をもとに動作・座標の設定が可能
  • カメラを活かした読み取り作業が得意
  • 体の部位を選択して安全ゾーンの設定完了

Techman Robotの
公式HPを見る

※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)

「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。

「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。

「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。

※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf

※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/