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Techman Robot

目次

ノートパソコンメーカーQuanta Storage社の子会社として創設されたTechman Robotは、台湾の協働ロボットメーカーです。

中国、ヨーロッパ、日本、韓国、東南アジアにある販売代理店を通して世界中に協働ロボットの供給を行っています。

また、台湾、米国、中国で多くの特許を取得しており、同社の協働ロボットはiF製品デザイン賞、レッドドット賞、ゴールデンピンデザイン賞、COMPUTEX d&i賞、台湾優秀賞などを受賞しています。

Techman Robotの
協働ロボットについて

Techman Robotの協働ロボット

※引用元:オムロン公式HP(https://www.fa.omron.co.jp/product/robotics/lineup/collaborative/feature/)

Techman Robotの協働ロボット

※引用元:オムロン公式HP「TMシリーズ」(https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3739/)

Techman Robotの協働ロボット

※引用元:オムロン公式HP「TMシリーズ」(https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3739/)

Techman Robotの協働ロボット
Techman Robotの協働ロボット
Techman Robotの協働ロボット
モデル 質量 可搬重量 軸数 最大TCP速度 位置繰り返し精度 リーチ長
TM5‐700 22.1kg 6kg - - - 700mm
TM5-900 22.6kg 4kg - - - 900mm
TM12 32.8kg 12kg - - - 1300mm
TM14 32.5kg 14kg - - - 1100mm
TM25S 80.6kg 25kg 6 - - 1902mm

※質量:マニピュレーターそのものの重量。

※可搬重量:ロボットの動作性能を維持したまま持ち上げられる重量のこと。

※軸数:ロボットがもつ関節のこと。関節が多いほど、複雑かつ柔軟な動作が可能です。

※最大TCP速度:TCPはTool Center Pointの略称。最大TCP速度とは、ロボットアームの先端の最高速度です。

※位置繰り返し精度:同一条件下で教示したポイントに対して、繰り返し動作させた場合のTCPの変動幅(ばらつき)のこと。値が小さいほど正確に動作することを示しています。

※リーチ長:ロボットアームの長さのこと。長いほど、高いところ、遠いところへの運搬・作業が可能です。

Techman Robotのコンセプトは、スマート、シンプル、セーフ。広い視野角と高い解像度を持つ5Mピクセルカメラが標準搭載されているのでカメラを後付けする必要がありません。

バーコード、QRコード、DataMatrixコードなど2Dコードの読み取りやカラー識別、OCRなどの機能を利用できます。

また教示作業はフローチャート式かダイレクトティーチングで行うため、プログラミングの知識がない人でも簡単に使いこなせるようになります。

比較的に手軽に操作が可能なTechman Robotの協働ロボット。業務効率化のために協働ロボットを導入するなら、目的に適したロボット選びが大切です。当サイトでは、人的リソース確保や生産性向上につながる、おすすめの協働ロボットを紹介しています。何を選べば良いかわからない…という方は、ぜひ参考にしてください。

注目4選から
優れた協働ロボットを選ぶ

協働ロボットのシリーズについて

TM5(700/900)

TM社の通常負荷シリーズです。可搬重量は4〜6kg、リーチ長は700〜900mmで、電機業界、自動車業界、食品業界などの軽量〜中軽量の工程の自動化に適切で、ネジ締めや調理、パッキングなどに使用されています。

TM12

TM社の中高負荷シリーズです。可搬重量は12kg、リーチ長は1300mm。半導体や液晶パネルの製造工程、CNC工場などの中重量の工程の自動化に最適化されています。

TM14

TM社の中高負荷シリーズです。可搬重量は14kg、リーチ長は1100mm。高重量の工程の自動化に適切で、パレタイジングなどに利用されています。

Techman Robotの
導入事例

調理と食器洗いの自動化

※引用元:Techman Robot公式YouTube(https://youtu.be/uvUnyF68QWA)

揚げ物の調理で、冷凍庫や冷蔵庫から食材を取り出してフライヤーに入れて揚げるといった一連の作業を自動化しています。

人間が行うのは食材を冷凍庫、もしくは冷蔵庫に入れる工程のみ。衛生面や安全面に注意を要する揚げ物の調理をロボットが行うことで、作業者の負担が軽減されました。

また蕎麦の調理では、作業者が茹でザルに麺を入れ、ロボットが茹での工程を行います。麺を茹でる作業をロボットが行うことで、リスクのある反復作業を人が行わずに済むようになり、人件費の節約に繋がりました。

他に、たこ焼き調理の自動化、丼の洗浄の自動化などを達成しています。

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Techman Robotの
基本情報

現場で役立つ特徴や
信頼できる実績をもつ
協働ロボットメーカー4選