ノートパソコンメーカーQuanta Storage社の子会社として創設されたTechman Robotは、台湾の協働ロボットメーカーです。
中国、ヨーロッパ、日本、韓国、東南アジアにある販売代理店を通して世界中に協働ロボットの供給を行っています。
また、台湾、米国、中国で多くの特許を取得しており、同社の協働ロボットはiF製品デザイン賞、レッドドット賞、ゴールデンピンデザイン賞、COMPUTEX d&i賞、台湾優秀賞などを受賞しています。
モデル | 質量 | 可搬重量 | リーチ長 | ダイレクトティーチング機能 | 位置繰り返し精度 | トルクセンサーの搭載 |
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TM5 | 22.1kg | 4〜6kg | 700〜900mm | ○ | - | - |
TM12 | 33.3kg | 12kg | 1300mm | ○ | - | - |
TM14 | 32.6kg | 14kg | 1100mm | ○ | - | - |
※可搬重量:ロボットの性能を維持したまま持ち上げられる重量のこと。
※リーチ長:ロボットアームの長さのこと。長いほど、高いところ、遠いところへの運搬・作業が可能です。
※ダイレクトティーチング:作業者が手でロボットを動かし、直接動作を覚えさせる方法。ロボットになれていない方でも、簡単に動作設定ができます。
※位置繰返し精度:同一条件下で繰り返し検査を行った場合の測定値の変動幅(ばらつき)のこと。幅の値が小さいほど正確であることを示しています。
※トルクセンサー:トルク(軸をねじる力)を計測するための装置のこと。協働ロボットにおいては、人や障害物との接触を検出することにも役目を果たしています。
Techman Robotのコンセプトは、スマート、シンプル、セーフ。広い視野角と高い解像度を持つ5Mピクセルカメラが標準搭載されているのでカメラを後付けする必要がありません。
バーコード、QRコード、DataMatrixコードなど2Dコードの読み取りやカラー識別、OCRなどの機能を利用できます。
また教示作業はフローチャート式かダイレクトティーチングで行うため、プログラミングの知識がない人でも簡単に使いこなせるようになります。
比較的に手軽に操作が可能な、「簡易性」の高いTechman Robotの協働ロボット。業務効率化のために協働ロボットを導入するなら、目的に適したロボット選びが大切です。当サイトでは、「性能」「シェア」「簡易性」という3つの切り口で協働ロボットを選出しています。何を選べば良いかわからない…という方は、ぜひ参考にしてください。
TM社の通常負荷シリーズです。可搬重量は4〜6kg、リーチ長は700〜900mmで、電機業界、自動車業界、食品業界などの軽量〜中軽量の工程の自動化に適切で、ネジ締めや調理、パッキングなどに使用されています。
TM社の中高負荷シリーズです。可搬重量は12kg、リーチ長は1300mm。半導体や液晶パネルの製造工程、CNC工場などの中重量の工程の自動化に最適化されています。
TM社の中高負荷シリーズです。可搬重量は14kg、リーチ長は1100mm。高重量の工程の自動化に適切で、パレタイジングなどに利用されています。
※引用元:Techman Robot公式YouTube(https://youtu.be/EZR_a5bUIys)
TM Studio Palletizing Wizardという専用アプリを使えば、格段の個数や積み上げ方法を簡単に指定でき、作業の進捗率も一目で確認可能です。グリッパーはワークのサイズや形状に合わせて調整ができ、ビルトインカメラがワークを認識。
また、パレットが満載状態であったりパレットが置かれていない場合は、警告灯を点灯して作業を中断します。
※引用元:Techman Robot公式YouTube(https://youtu.be/uvUnyF68QWA)
揚げ物の調理で、冷凍庫や冷蔵庫から食材を取り出してフライヤーに入れて揚げるといった一連の作業を自動化しています。
人間が行うのは食材を冷凍庫、もしくは冷蔵庫に入れる工程のみ。衛生面や安全面に注意を要する揚げ物の調理をロボットが行うことで、作業者の負担が軽減されました。
また蕎麦の調理では、作業者が茹でザルに麺を入れ、ロボットが茹での工程を行います。麺を茹でる作業をロボットが行うことで、リスクのある反復作業を人が行わずに済むようになり、人件費の節約に繋がりました。
他に、たこ焼き調理の自動化、丼の洗浄の自動化などを達成しています。
※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)
※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)
※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)
※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)
「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。
「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。
「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。
※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf)
※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/)