このページでは、協働ロボットを活用した梱包業務の事例について紹介しています。梱包業務におけるそれぞれの協働ロボットメーカーの特徴や強みをはじめ、実際に協働ロボットが稼働している様子を動画でチェックしてみましょう。
※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=t6JAH5yEbyQ&t=3s)
Doosan RoboticsのA-SERIESは、優れた技術で時間とコストをカットしてくれるロボット。手作業に近い器用さを必要とする作業に適応可能、かつどのような作業でも素早く行うことができます。
さらに高い安全性が確保されているため、人と同じ場所で作動させることも問題ありません。
※参照元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=dsVZ0TGUHHM)
毎日さまざまな特産品のラベル付けや梱包などの作業を行っているAtria Scandinaviaでは、消費者へ食品を少しでも新鮮な状態で届けようとユニバーサルロボットを導入。
普段の業務効率化はもちろん、以前に使っていたロボットは扱う食品に合わせて設定を変えるのに6時間かかっていたのが、ユニバーサルロボットでは20分で可能なため、大幅に作業時間を短縮することができました。
※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/事例の紹介/atria/)
※参照元:グローリー株式会社HP(https://www.glory.co.jp/product/case/detail/id=1303)
富士レビオ株式会社では、多品種変量生産に対応する人員確保が困難だったために、NEXTAGEを導入しました。
安全柵なしで稼働可能なNEXTAGEを3台導入したことで、人と協働ロボットがともに働く環境を実現。包装・梱包工程の担当人員を8名から1.2名まで削減でき、手の空いた人員の他の作業への再配分に成功しました。
※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=GFrfB0euFcc)
安川電機の「MOTOMAN-GPシリーズ」は、食品工場での省力化を実現しています。
商品を整列させながら個数をカウント、既定の個数を整列させたら、番重へ詰めます。商品を持ち上げるハンドはその商品に適したものを使用するため、商品や包装を傷つける心配がありません。また、ハンドを回転させることで、さまざまな詰め方も可能です。
自動化による生産性の工場やコストの削減も期待できるでしょう。
※参照元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=esn08YkLbT4&t=3s)
ファナックの協働ロボット「CR-35iA」は本体重量約35kgの高可搬タイプ。独自の安全機能を搭載しており、人に触れると停止します。
医療分包機の製造を行う株式会社タカゾノでは、CR-35iAとパレットストレージを導入し、製品のピッキングと自動積み分けのシステムを構築しました。これまで必要としていた作業者の人数を減らすことができ、生産性向上を実現しました。
※参照元:日研トータルソーシングHP( https://www.nikken-totalsourcing.jp/business/tsunagu/column/398/)
※参照元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=THXcnHPXJA4&t=8s)
肘回転関節を排除した「CORO」。ヒューマンインターフェース技術を採用して簡単操作を実現しているほか、衝突検知機能や速度低減機能などの安全機能も備えています。
ハム・ソーセージギフトなどの製造を行う日本ハムファクトリー株式会社では、COROを導入し、製品の包装機投入の役割を担当させました。作業員はコンベヤに製品を投入し、COROが行った包装を検品します。人材の確保が難しい繁忙期でも安定した労働力の確保を実現できます。
※参照元:日研トータルソーシングHP( https://www.nikken-totalsourcing.jp/business/tsunagu/column/398/)
協働ロボットを梱包作業で活用するケースは、徐々に増えてきています。具体的にどのような活用方法があるのか見ていきましょう。
餃子のピッキングとトレーへの配膳作業は、従来人の手で行っていました。そこで双腕ロボットを活用しオート化を実現。店外から見える位置にロボットを配置し、食品工程の近代化アピールや製造過程のPRなどの効果も期待できるでしょう。現時点ではスタッフのサポートが必要ですが、今後も小売店舗でのロボット導入が増えていくことが予想されます。
ロール紙の生産ラインにおいて、最終工程の梱包に関しては人の手で作業が行われていました。多関節ロボットを活用し、コンベアーで流れてくるボックスを治具で固定。その上でロール紙を梱包する作業をオートマチック化することに成功しています。箱入れの時間も短縮でき、人員削減にも繋がっているでしょう。
梱包作業で活用する協働ロボットを選ぶ際は、まず目的を明確にすることが大切です。目的が合っていなければ、せっかく協働ロボットを活用しても意味がない可能性もあります。また協働ロボット導入にあたっての費用対効果も重要で、協働ロボットに関する情報を集め、どのような効果をもたらしてくれるのか考えましょう。導入コスト・効果などをトータルで検討し、導入を依頼する会社を選んでください。
このウェブサイトでは、協働ロボットの導入を検討されている方に、おすすめの協働ロボットを選定し、スペック表を掲載しています。導入目的ごとに各メーカーの協働ロボットを比較して、機種の検討・選定にお役立てください。
※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)
※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)
※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)
※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)
「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。
「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。
「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。
※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf)
※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/)