三菱電機グループは家電製品全般、情報通信システム、電子デバイス、産業メカトロニクス、重電システムなど多岐にわたる分野で事業を展開する老舗企業です。
協働ロボット以外に多くの組み立て、物流用ロボットを製造しており、生産性、品質、安全性、環境性、セキュリティの改善によって企業のTCO(Total Cost of Ownership)削減と企業価値の向上を目指すスマート工場「e-F@ctory」の導入実績を積み上げています。
モデル | 質量 | 可搬重量 | リーチ長 | ダイレクトティーチング機能 | 位置繰り返し精度 | トルクセンサーの搭載 |
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MELFA ASSISTA | 32kg | 5.5kg | 910mm | ○ | ±0.03mm | ○ |
※可搬重量:ロボットの性能を維持したまま持ち上げられる重量のこと。
※リーチ長:ロボットアームの長さのこと。長いほど、高いところ、遠いところへの運搬・作業が可能です。
※ダイレクトティーチング:作業者が手でロボットを動かし、直接動作を覚えさせる方法。ロボットになれていない方でも、簡単に動作設定ができます。
※位置繰返し精度:同一条件下で繰り返し検査を行った場合の測定値の変動幅(ばらつき)のこと。幅の値が小さいほど正確であることを示しています。
※トルクセンサー:トルク(軸をねじる力)を計測するための装置のこと。協働ロボットにおいては、人や障害物との接触を検出することにも役目を果たしています。
MELFA ASSISTAは「人のように動く。人とともに働く」がコンセプトの「人手不足解消ロボット」で、自動車、電気電子部品、食品、医薬品、衛生用品などの製造ラインの自動化のために開発されました。軽量・小型なので設置が簡単で、専用の台車で移動も容易に行えます。
プログラミングは専用アプリケーション「RT VisualBox」を使ったドラッグ&ドロップ、もしくはダイレクトティーチングで行います。
ダイレクトティーチングの最中に別の作業者が誤ってロボットを稼働させることがないよう、アームに設置されたボタンで操作権を占有できるようになっています。
さらにアーム上のLEDライトで動作中、待機中などが一目でわかる仕様など、安全性に対する高い配慮がなされています。
MELFA ASSISTAは「簡易性」という特徴があり、設置や操作を容易に行えます。協働ロボットを業務の効率化の一助とするには、目的に適したロボットの導入が重要です。当サイトでは、「性能」「シェア」「簡易性」という3つの切り口で協働ロボットを選出しています。何を選べば良いかわからない…という方は、ぜひ参考にしてください。
自動車や電気電子部品、食品、医薬品、衛生用品などの製造ラインに最適化された、可搬重量5.5kgの垂直6軸協働ロボットです。グリッパーやカメラ、センサー類など、多くのパートナー企業による周辺機器が豊富にそろっており、さまざまな用途に対応します。
引用元:三菱電機 HP
(https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/sols/sol/robot/case/sol_assista.html)
製品を検査機器に乗せ、結果に応じて仕分けする一連の作業を自動化。これまで作業者が行なっていた工程を、すべてロボットが行います。ロボットが据え付けられた台車と周辺機器の位置合わせや、ワークの位置合わせは不要で、ロボット側で自動的に調整が可能です。
人の接近を検知して自動停止する安全機能も備わっています。
引用元:三菱電機 HP
(https://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/sols/sol/robot/case/sol_assista.html)
これまで作業者が行なっていた、ワークをプレス機にセットし、プレス後のワークを別のトレイに並べていく工程をすべて自動化しました。
ロボットと周辺機器の位置は自動で補正されるため、位置合わせは不要です。
※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)
※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)
※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)
※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)
「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。
「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。
「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。
※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf)
※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/)