ファナックは、産業用ロボットのほか、CNC、サーボモータ、切削加工機、ワイヤカット放電加工機なども手がけるファクトリーオートメーションの総合サプライヤー。富士通のNC部門が独立してファナックを創設しました。
モデル | 質量 | 可搬重量 | 軸数 | 最大TCP速度 | 位置繰り返し精度 | リーチ長 |
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CRX-5iA | 25kg | 5kg | 6 | - | ±0.03mm | 994mm~1988mm |
CRX-10iA | 40kg | 10kg | 6 | - | ±0.04mm | 1249mm~2498mm |
CRX-10iA/L | 40kg | 10kg | 6 | - | ±0.04mm | 1418mm~2836mm |
FANUC Robot CRX-20iA/L | 41kg | 20kg | 6 | - | ±0.04mm | 1418mm~2836mm |
FANUC Robot CRX-25iA | 135kg | 25~30kg | 6 | - | ±0.05mm | 1889mm~3778mm |
FANUC Robot CR-4iA | 48kg | 4kg | 6 | - | ±0.01mm | 550mm~818mm |
ファナックの協働ロボットには白や緑のカラーリングが用いられています。これは、従来型の産業ロボットとの区別を容易にし、一目で安全なロボットであることがわかるようにするためです。
人が触れれば軽い力で停止する安全機構を備えており、すべてのモデルでISOの安全認証を取得しています。
また、ファナックの協働ロボットは、全モデルがiR Vision(内蔵ビジョン)やiR Pick Toolといった知能化ツールに対応しています。
CR-35iAは可搬重量35kgという高可搬協働ロボットですが、本体が990kgもある重量級のロボットでした。その後、本体重量40kgで可搬重量10kgのCRX-10iAを発表。丸みを帯びたこれまで以上に親しみやすいデザインになりました。
ファナックの協働ロボットは、安全性と知能を兼ね備えた、性能の高い機械です。せっかく業務効率化のために協働ロボットを導入するなら、目的に適した特徴を持つロボットを選びましょう。当サイトでは、人的リソース確保や生産性向上につながる、おすすめの協働ロボットを紹介しています。何を選べば良いかわからない…という方は、ぜひ参考にしてください。
ファナックの軽量協働ロボット。同社のこれまでの協働ロボットと比べてさらに丸みを帯びた親しみやすいデザインになり、インターフェースも向上しています。
タブレットを使ってアイコンを並び替えることで簡単に教示が行えるほか、ダイレクトティーチング機能も備えています。
天吊りや壁掛け設置に対応しており、人の作業エリアを妨げることなく、より広い作業空間を確保可能な小型の協働ロボットです。電子部品などの小物部品の搬送や組立をはじめ、さまざまな製造工程での使用が想定されています。
従来の産業ロボットと同じ信頼性の高さと、安全柵なしに人と同じ空間で作業が可能な安全性の高さを併せ持ったモデル。ダイレクトティーチングには未対応ですが、オプションのハンドガイドを使用して簡単に教示を行うことができます。
可搬重量が大きく、パレタイジングなどに適切です。
木材のやすりがけは、根気を要する作業です。広い面積を均一に磨かなくてはならず、研磨に伴って粉塵も発生します。この事例では、木製キャビネットのドアパネルのサンディングをCRX-10iAで自動化しています。