Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)は、韓国のDoosanグループが2015年に設立した協働ロボットメーカー。2018年初頭より製造、販売を開始し、2019年に日本に進出しました。2021年8月時点では、韓国、欧州、中国、米国、そして日本を含めた16カ国に販売代理店網を展開しています。
日本における販売代理店は住友商事マシネックスで、同社とロボットSIer(ロボット導入をサポートする専門家)が開発した教育コンテンツの受講が可能など、充実したサポートを受けられるのが大きな特徴です。
モデル | 質量 | 可搬重量 | 軸数 | 最大TCP速度 | 位置繰り返し精度 | リーチ長 |
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A0509 | 21kg | 5kg | 6 | Over1m/s | ±0.03mm | 900mm |
A0509s | 21kg | 5kg | 6 | Over1m/s | ±0.03mm | 900mm |
A0912 | 31kg | 9kg | 6 | Over1m/s | ±0.05mm | 1200mm |
A0912s | 31kg | 9kg | 6 | Over1m/s | ±0.05mm | 1200mm |
H2017 | 74kg | 20kg | 6 | Over1m/s | ±0.1mm | 1700mm |
H2515 | 72kg | 25kg | 6 | Over1m/s | ±0.1mm | 1500mm |
M0609 | 27kg | 6kg | 6 | Over1m/s | ±0.05mm | 900mm |
M0617 | 34kg | 6kg | 6 | Over1m/s | ±0.1mm | 1700mm |
M1013 | 33kg | 10kg | 6 | Over1m/s | ±0.05mm | 1300mm |
Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)は、本体質量が100kg以下の協働ロボットのなかでも、可搬重量25kg、リーチ長1700mmと最高クラス※のスペックを誇るシリーズを揃えています(※2021年8月時点、当サイト調べ)。一部の製品を除き、6軸全てにトルクセンサーを搭載しているので微妙な力加減の調整が可能。対応範囲が広いことから、作業を選ばず柔軟な対応ができます。
高性能と同時に簡易性もとことん追求しており、よく使用される作業スキルを事前にプログラムし、ドラッグアンドドロップで直感的にプログラミングができる仕様になっています。ロボットアームを直接動かして簡単に動作を記憶させるダイレクトティーチング機能は、従来の協働ロボットでは実現できなかった垂直移動や平行移動まで可能です。他社製品にはない利便性の高い機能が備わっていますが、誰が触っても使いこなせるように設計しているので、導入側はロボットの操作性に気を取られることなく、労働力不足解消、優秀な人材のリソース確保など現場の課題解決に注力できるでしょう。
数ある協働ロボットのなかでも、性能において圧倒的な強みをもつDoosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)。協働ロボットの導入を検討する際には、自社のニーズや環境に適した製品を選ぶことが重要です。当サイトでは、人的リソース確保や生産性向上につながる、おすすめの協働ロボットを紹介しています。何を選べば良いかわからない…という方は、ぜひ参考にしてください。
M-SERIES(Mシリーズ)は、Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)のマスターピースであり、全てのモデルの全6軸にトルクセンサーが搭載されています。高精度のトルクセンサーは、微妙な力の変化まで検出可能。作業者の安全と高度な作業を実現します。
本体重量が100kg以下でありながら、20kg~25kgの可搬重量を実現したH-SERIES(Hシリーズ)。協働ロボットのメリットである移動・設置のしやすさを保ちながら、25kgもの製品を持ち上げられるのは、数多くある協働ロボットの中でもDoosan RoboticsのH-SERIES(Hシリーズ)だけ(※2021年8月時点、当サイト調べ)。
4つのモデルを用意しているA-SERIES(Aシリーズ)は、作業速度と本体価格の安さに特徴を持ちます。「A0912s」「A0509s」のみ、アームの先端にトルクセンサーを搭載。人に近い器用さを必要とする作業にも適応可能です。
Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)は、協働ロボットの導入事例やデモンストレーションの様子をYouTubeで多数公開しています。
韓国食品研究院で行われた「キムチ製造の自動化テスト工程」で、Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)のH-SERIES(Hシリーズ)がキムチの味とパッケージの補助タスクを実行する様子です。H-SERIES(Hシリーズ)なら、重量のあるものであっても人と同じ環境下で運ぶことができます。
M-SERIES(Mシリーズ)を活用し、ガラス製品を絶妙な力加減で移動する様子をYouTubeにて公開しています。ガラス製品を移動するのは、直径3センチほどのくぼみ。正確さが求められる作業ですが、ずれることなく正しい位置に移動しています。