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検査業務

このページでは、協働ロボットを活用した検査業務の事例について紹介しています。検査業務におけるそれぞれの協働ロボットメーカーの特徴や強みをはじめ、実際に協働ロボットが稼働している様子を動画でチェックしてみましょう。

安全性と柔軟性を兼ね備えた
「Doosan Robotics」

※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=t6JAH5yEbyQ)

「Doosan Robotics 」の協働ロボットは、作業者の安全面を第1に考え、5つのワークスペースを設定することができます。また、安全面だけでなく、作業効率にも配慮しています。さらに、様々な作業工程に対応したテンプレートが備えられ、作業者は簡単にロボットを操作することが可能です。

作業者の様々な用途に応えるため、グリッパー、カメラ、センサーなどを接続することができます。また、最新技術の通信機器と接続することで多様な通信方式に対応しています。

このように、「Doosan Robotics 」の協働ロボットは、安全性、操作性、柔軟性に富んだ製品といえるでしょう。

基板検査工程の全自動化を可能にする
「プロテック」

※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=776BzFHYaZ8)

「プロテック」の協働ロボットは、基板検査工程の全自動化を可能にした協働ロボットです。ロボット操作に慣れていなくても扱うことは可能で、ティーチングも容易に設計されています。

ロボット本体の安全性の強化と小型化による省スペースでの使用も可能です。また、他の産業用ロボットと比較して、導入費用は安く、中小企業でも取り入れやすい仕様です。

このように、「プロテック」の協働ロボットは、作業工程の自動化や省力化を目指す企業に適した製品といえます。

使いやすい仕様の
「デンソーウェーブ」

※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=agBcg6MQ2HM)

「デンソーウェーブ」の協働ロボットは、持ち運びやすい小型で、作業の自動化を簡単に行うことが可能です。単純作業を協働ロボットに簡単に任せることできるため、作業者は創造的な仕事に集中することができます。

2種類のハンド用ツールとカメラは、はじめから付いていますが、オプションを装備することで様々な用途に使用することが可能になります。

このように、「デンソーウェーブ」の協働ロボットは、小型でどこでも使用でき、簡単に単純作業を委ねられる製品といえるでしょう。

高品質な製品に仕上げる
「ユニバーサルロボット」

ユニバーサルロボットの導入事例写真

※引用元:ユニバーサルロボット公式(https://www.universal-robots.com/ja/%E4%BA%8B%E4%BE%8B%E3%81%AE%E7%B4%B9%E4%BB%8B/comprehensive-logistics/)

「ユニバーサルロボット」の協働ロボットは、外観検査などに使用するとき、高品質を実現できる製品です。巧みな技術で、100%の再現性のある品質検査を可能にします。

協働ロボットに対する投資も、高品質に製品を仕上げることが可能ななるため、回収に長期間は要しません。

このように、「ユニバーサルロボット」の協働ロボットは、精度の高い品質に製品を仕上げ、投資以上の効果をもたらす製品といえます。

双腕のヒト型ロボットが
外観検査を実施「カワダロボティクス」

※参照元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=FwR8ggMD_Gk)

「カワダロボティクス」のNEXTAGEはヒト型が特徴的。ロボットには画像認識システムが一体化されており、組立や検査、梱包などを行えます。
たとえば外観検査ではNEXTAGE自身がボタンを押してワークを移動させ、双腕を使って対象物を持ち上げます。連携した外部のビジョンシステムによって不良品を識別し、良品ストックと差し替えることが可能です。
外観検査では人的コストや作業者による検査精度のばらつきが課題となりがちですが、NEXTAGEの導入によって検査効率の向上と人件費カットが期待できるでしょう。

低コストで導入可能!
簡単プログラミング「AUBO」

※参照元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=sClvIUyVBPc)

中国メーカー「AUBO」のiシリーズは低コストでの導入が可能な軽量ロボットです。可搬重量3kg・5kg・10kgの3タイプを用意しており、操作も簡単。プログラミング作成は初心者でも半日程度で行えるうえ、ダイレクトティーチングも可能です。
日本での販売は株式会社三機が代理店として行っています。AUBOの協働ロボットを用いた検査業務の詳細については、三機に問い合わせてみると良いでしょう。

検査における協働ロボットの活用

協働ロボットは、検査業務においても幅広く活用されています。具体的にどのような活用方法があるのか見ていきましょう。

中食工場における急な欠員対応での活用

中食工場の生産ラインで、検査や搬送工程をオート化した事例です。日によって生産量が変化するため、作業と人員のバランスが非常に難しいという課題を抱えていました。ロボットを導入することで、急な欠員にも対応可能で、作業をスムーズに行えるになったとのこと。

加熱溶融基材の成形加工の工程でのロボット活用

プレス加工機に加熱溶融した基材を組み立てる工程路オート化した事例です。非常に高温での作業を行う必要があるので、品質を保つためにはノウハウが必要になります。そこで双腕型の協働ロボットを活用し、人への基材の保持・組立作業により危険リスクを抑えているでしょう。

検査作業における協働ロボットの選び方

検査作業で協働ロボットを選ぶ際、一番大切なのはロボットの性能が求めている機能に適しているかどうかです。協働ロボットと言っても様々なタイプがあり、得意分野が異なります。そのため自社でどのような性能が必要なのかを吟味したうえで、導入するロボットを検討しましょう。またコストや大きさなども比較・検討することが大切です。

目的業務にあわせて
協働ロボットを比較しよう

検査工程に対応した協働ロボットは、高品質な製品に仕上げるために大切な役割を果たします。各々のロボットは操作性に優れ、人による検査を省力化に有用です。検査工程の自動化には高い技術力が必要で、高い性能の協働ロボットが求められます。

このウェブサイトでは、協働ロボットの導入を検討されている方に、おすすめの協働ロボットを選定し、スペック表を掲載しています。導入目的ごとに各メーカーの協働ロボットを比較して、機種の検討・選定にお役立てください。

「性能」「シェア」「簡易性」に
優れた協働ロボットを選ぶ

COMPARISON
「性能」「シェア」「簡易性」
に優れた
協働ロボット3選
性能で選ぶ
可搬重量やリーチの幅が
広い
ハイスペックロボット
Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)
Doosan Robotics

※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)

  • 本体重量100kg以下で可搬重量25kg・リーチ長1700mmを実現
  • 「高性能」を120%使いこなす為の教育サポートを用意
  • 全軸センサー搭載+守備範囲の広いゾーン設定で安全対策を徹底

Doosan Robotics
公式HPを見る

シェアで選ぶ
デンマーク発!
世界
シェアNo.1の王道ロボット
ユニバーサルロボット
ユニバーサルロボット

※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)

  • 世界的なシェアを誇るトップランナー的存在
  • 製造から教育・研究機関まで豊富な導入事例
  • ドイツ技術検査協会の認証を受けた安全性

ユニバーサルロボットの
公式HPを見る

簡易性で選ぶ
設置・設定を楽にする世界初
カメラ内蔵型協働ロボット
Techman Robot(テックマンロボット)
Techman Robot

※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)

  • 「見た画像」をもとに動作・座標の設定が可能
  • カメラを活かした読み取り作業が得意
  • 体の部位を選択して安全ゾーンの設定完了

Techman Robotの
公式HPを見る

※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)

「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。

「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。

「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。

※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf

※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/