このページでは、組立工場における協働ロボットの用途や事例について紹介しています。各メーカーの協働ロボットの特徴も記載していますので、ぜひ参考にしてください。
※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=j8W4xT0CCKo)
Doosan Roboticsは、韓国発の協働ロボットメーカーです。Doosan Roboticsの協働ロボットは高精度なトルクセンサーの搭載により、精密な力制御と順応制御アルゴリズムを実現。繊細な組立作業が可能で、ミリ単位の組み立て品目にも対応しています。それでいてDoosan Roboticsでは、誰にとっても簡単な操作性を追及しているのも特徴です。
※参照元:Doosan Robotics公式HP(https://cobot-smx.jp/#cont-feature)
※引用元:安川電機公式HP(https://www.e-mechatronics.com/application/robot/case_r_20_.html)
安川電機のロボット工場では、自社開発の協働ロボット「MOTOMAN-HC10DT」を導入しています。手指の挟み込み防止や自動停止などの安全機能を備えており、ダイレクトティーチングによる直感的な操作が可能。
導入事例では小型ロボット組立におけるボルト締めやシール材塗布をMOTOMAN-HC10DTに任せ、部品組付けなどの細かな作業は人が行いました。その結果作業品質が安定し、全体のタクトタイムの安定にもつながりました。
※参照元:安川電機公式HP(https://www.e-mechatronics.com/application/robot/case_r_20_.html)
※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=fayXVUllKHU)
コントローラを内蔵した約4kgの小型軽量ボディが便利なデンソーウェーブの「COBOTTA」。アーム部を動かして動作を記憶させるダイレクトティーチング機能により、簡単に使用できます。
活用事例では3色ボールペンの組立工程を複数台のCOBOTTAが行っており、指示された色の選出から試し書き、ラベルの貼り付けまで対応しています。ティーチング次第でさまざまな工程を任せられるため、組立工場でも大いに活躍してくれます。
※参照元:デンソーウェーブ公式HP( https://www.denso-wave.com/ja/robot/product/collabo/cobotta.html )
※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=7-4na_46eM0&t=25s)
ファナックが開発した協働ロボットは、ハンドリングや組立などの用途に適しています。組み立て工場の活用事例では、人が部品を取りに行っている間に協働ロボットが重い部品を用意し、細かい組立は人が行っています。組立て中も協働ロボットが重い部品を支えてくれるため、作業がスムーズに進みます。
また、ファナックでは軽量かつコンパクトで設置しやすいCRXシリーズもラインナップ。グリッパやビジョンも簡単に取り付けられます。
※参照元:ファナック公式HP( https://www.fanuc.co.jp/ja/product/robot/f_r_collabo.html )
※引用元:youtube(https://www.youtube.com/watch?v=9eJOAXlE4_c)
川崎重工業の協働ロボット「duAro1」は組立てハンドリング、ロード・アンロード、シーリングなどの用途に適しています。ロボットは人と同じくらいの大きさであり、キャスター付きで移動も簡単。アーム部分には柔らかい素材を採用しているうえ衝突時の自動停止機能もついているため、安全性も確保されています。
duAro1の活用事例では自動ネジ締めシステムを紹介しています。双腕のため片方でワークを押さえ、もう片方でネジ締めが可能。ネジのピックアップも自動で行えます。
※参照元:川崎重工業公式HP( https://kawasakirobotics.com/jp/products-robots/duaro1/ )
組立工場では簡単な組み立てやボルト締め、シール材塗布、人が行う組立のサポートなどの作業を協働ロボットに任せられます。さらに双腕の協働ロボットであれば自動ネジ締めなども可能。
たとえばネジ締めや細かな組み立てを任せたい場合は、小型のロボットなど精密な動きに対応しているロボットがおすすめ。また、大きなワークを扱う場合はロボットの可搬重量やリーチをチェックし、自社製品に対応できるロボットを選びましょう。単純な反復作業をロボットに任せることで、作業の効率化を実現できます。
組立工場では、重い部品の取り扱いや単純であるものの負担になる定型作業が多くあります。そこで協働ロボットを導入すれば、負担になる作業をロボットが担当し、細かな組立等は人が行うことが可能です。
このウェブサイトでは、おすすめの協働ロボットのスペック表を掲載しています。導入目的ごとに比較できるようになっていますので、ぜひ機種選定の参考にしてください。
※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)
※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)
※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)
※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)
「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。
「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。
「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。
※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf)
※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/)