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協働ロボットのレンタル

協働ロボットはレンタルできる?

作業効率化や生産性アップを実現してくれる協働ロボットですが、「導入費用が高い」というデメリットももっています。また、「繁忙期や人手不足の時だけロボットの手を借りたい」といった企業も。その場合は協働ロボットをレンタルするのがおすすめです。

レンタル可能な協働ロボットは限られていますが、費用を抑えてロボットを活用できるのが魅力的。新製品のロボットをレンタルして性能を試すこともできます。

レンタル可能な期間やかかるコスト

協働ロボットのレンタル期間はメーカーによって異なるものの、1日~1年間ほどレンタル可能です。繁忙期や人手不足が予測される時期に合わせてレンタルすると良いでしょう。

費用はレンタルする期間によって異なりますが、たとえば1日単位でレンタル可能な協働ロボットの費用例は5日85,000円~。1ヵ月単位でレンタルしている場合は月額料金がかかります。

なお、レンタルでは申し込みから現場に実装できるまで数日以上かかります。設置や設定が容易でも実装までには時間がかかるため、レンタルの申し込みは早めに行いましょう。

レンタルとリースの違い

協働ロボットはレンタルのほかリースも可能です。レンタルとリースで大きく異なるのは「契約期間」であり、リースなら長期間借りることが可能。そのため、ロボットを数日間かりたい場合はレンタル、数ヵ月以上借りたい場合はリースがおすすめです。

なお、費用面においては、レンタルは1日あたりの費用が高め。中長期間の利用が前提となるリースは1日あたりの費用が割安になっています。

また、レンタルやリースでは、ロボットを資産として扱うことはできません。ただし固定資産税やメンテナンス費が不要な点はメリットといえるでしょう。

協働ロボットのレンタルが可能な企業

高島ロボットマーケティング

超短期から長期までレンタル可能。1日からレンタルできるため、展示会やイベント、臨時雇用の代わりとして活用できます。申し込みはWEBとメールで完結でき、申し込みから最短5日で使用できるのが魅力的。お試しとしてレンタルし、性能に満足できたらそのまま購入することもできます。

対応業種 要問合せ
対応プロセス 要問合せ
会社所在地 東京都千代田区神田駿河台3-4 龍名館本店ビル8F

オリックス・レンテック

マルチベンダー対応・即納の短期レンタルが可能なオリックス・レンテックの「RoboRen」。国内外の主要なロボットメーカーと連携することでさまざまなロボットをラインアップしています。また、自社専任のロボットエンジニアを配置しており、各種ロボットのサポートを実施。ものづくり分野においてはお試しレンタルも可能です。

対応業種 要問合せ
対応プロセス 要問合せ
会社所在地 東京都品川区北品川5丁目5番15号 大崎ブライトコア
COMPARISON
「性能」「シェア」「簡易性」
に優れた
協働ロボット3選
性能で選ぶ
可搬重量やリーチの幅が
広い
ハイスペックロボット
Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)
Doosan Robotics

※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)

  • 本体重量100kg以下で可搬重量25kg・リーチ長1700mmを実現
  • 「高性能」を120%使いこなす為の教育サポートを用意
  • 全軸センサー搭載+守備範囲の広いゾーン設定で安全対策を徹底

Doosan Robotics
公式HPを見る

シェアで選ぶ
デンマーク発!
世界
シェアNo.1の王道ロボット
ユニバーサルロボット
ユニバーサルロボット

※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)

  • 世界的なシェアを誇るトップランナー的存在
  • 製造から教育・研究機関まで豊富な導入事例
  • ドイツ技術検査協会の認証を受けた安全性

ユニバーサルロボットの
公式HPを見る

簡易性で選ぶ
設置・設定を楽にする世界初
カメラ内蔵型協働ロボット
Techman Robot(テックマンロボット)
Techman Robot

※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)

  • 「見た画像」をもとに動作・座標の設定が可能
  • カメラを活かした読み取り作業が得意
  • 体の部位を選択して安全ゾーンの設定完了

Techman Robotの
公式HPを見る

※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)

「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。

「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。

「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。

※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf

※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/