協働ロボットの導入ではどのような流れが必要なのでしょうか?ここでは、導入時の流れのほか、協働ロボットを最大限に活用する方法を紹介します。
協働ロボットは安全柵を設けずに人と一緒に作業を行えるため、生産効率のアップにつながります。ですが、どんな作業現場や工程でも能力を発揮できるわけではありません。協働ロボットにはそれぞれ適した条件下や環境があり、自社の生産システムやニーズにマッチしていなければ問題を解決できません。
そのため、協働ロボットを導入する前には自社生産システムの課題やニーズを明確にし、協働ロボットの導入で解決できるのかを検討することが大切です。
産業用ロボットでは、生産ラインの組み換えやティーチングに時間と手間がかかっていました。とくに協働ロボットには、産業用ロボットよりも工程・作業への柔軟な対応が求められます。
そこで協働ロボットの導入ハードルを下げるため、プログラミングが不要になるアプリケーションが登場しています。また、画像センサや画像処理を活用したシステムを利用すれば、面倒なティーチング作業も不要に。導入にできるだけ人員を割きたくない…という場合にもおすすめです。
※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)
※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)
※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)
※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)
「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。
「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。
「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。
※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf)
※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/)