協働ロボットEXPO » 協働ロボットの基礎知識と選び方 » 協働ロボット導入の流れ

協働ロボット導入の流れ

協働ロボットの導入ではどのような流れが必要なのでしょうか?ここでは、導入時の流れのほか、協働ロボットを最大限に活用する方法を紹介します。

協働ロボットの効果を最大限に活用するには

協働ロボットは安全柵を設けずに人と一緒に作業を行えるため、生産効率のアップにつながります。ですが、どんな作業現場や工程でも能力を発揮できるわけではありません。協働ロボットにはそれぞれ適した条件下や環境があり、自社の生産システムやニーズにマッチしていなければ問題を解決できません。
そのため、協働ロボットを導入する前には自社生産システムの課題やニーズを明確にし、協働ロボットの導入で解決できるのかを検討することが大切です。

業種ごとの活用例も!
協働ロボットの導入事例を見る

導入までの流れ

協働ロボットの導入ハードルを下げるソフトも

産業用ロボットでは、生産ラインの組み換えやティーチングに時間と手間がかかっていました。とくに協働ロボットには、産業用ロボットよりも工程・作業への柔軟な対応が求められます。

そこで協働ロボットの導入ハードルを下げるため、プログラミングが不要になるアプリケーションが登場しています。また、画像センサや画像処理を活用したシステムを利用すれば、面倒なティーチング作業も不要に。導入にできるだけ人員を割きたくない…という場合にもおすすめです。

アプリケーションソフト対応の
協働ロボットメーカーを見る

COMPARISON
「性能」「シェア」「簡易性」
に優れた
協働ロボット3選
性能で選ぶ
可搬重量やリーチの幅が
広い
ハイスペックロボット
Doosan Robotics(ドゥーサンロボティクス)
Doosan Robotics

※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)

  • 本体重量100kg以下で可搬重量25kg・リーチ長1700mmを実現
  • 「高性能」を120%使いこなす為の教育サポートを用意
  • 全軸センサー搭載+守備範囲の広いゾーン設定で安全対策を徹底

Doosan Robotics
公式HPを見る

シェアで選ぶ
デンマーク発!
世界
シェアNo.1の王道ロボット
ユニバーサルロボット
ユニバーサルロボット

※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)

  • 世界的なシェアを誇るトップランナー的存在
  • 製造から教育・研究機関まで豊富な導入事例
  • ドイツ技術検査協会の認証を受けた安全性

ユニバーサルロボットの
公式HPを見る

簡易性で選ぶ
設置・設定を楽にする世界初
カメラ内蔵型協働ロボット
Techman Robot(テックマンロボット)
Techman Robot

※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)

  • 「見た画像」をもとに動作・座標の設定が可能
  • カメラを活かした読み取り作業が得意
  • 体の部位を選択して安全ゾーンの設定完了

Techman Robotの
公式HPを見る

※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)

「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。

「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。

「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。

※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf

※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/