モデル | 質量 | 可搬重量 | リーチ長 | ダイレクトティーチング機能 | 位置繰り返し精度 | トルクセンサーの搭載 |
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OnRobot PALLETIZER | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
OnRobot Eyes | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 |
※可搬重量:ロボットの性能を維持したまま持ち上げられる重量のこと。
※リーチ長:ロボットアームの長さのこと。長いほど、高いところ、遠いところへの運搬・作業が可能です。
※ダイレクトティーチング:作業者が手でロボットを動かし、直接動作を覚えさせる方法。ロボットになれていない方でも、簡単に動作設定ができます。
※位置繰返し精度:同一条件下で繰り返し検査を行った場合の測定値の変動幅(ばらつき)のこと。幅の値が小さいほど正確であることを示しています。
※トルクセンサー:トルク(軸をねじる力)を計測するための装置のこと。協働ロボットにおいては、人や障害物との接触を検出することにも役目を果たしています。
OnRobotは、2018年6月にデンマークのOnRobot社とハンガリーのOptoForce社、アメリカのPerception Robotics社が合併して誕生したグローバル企業です。独自の協働アプリケーション技術開発に取り組んでおり、中小規模メーカー向けのグリッパーやセンサー、ソフトウェアなどを取り扱っています。
OnRobotの協働アプリケーションを導入することにより、手作業でのパレタイジングをはじめ、組み立てや表面仕上げ、マシンテンディングなどを自動化することが可能。幅広い協働アプリケーションを取り揃えているため、自社のニーズに合った協働ロボットがきっと見つかるはずです。
OnRobot Palletizerには、直感的なステップバイステップ方式のソフトウェアが設定されており、ロボットの知識が少ない人でもパレタイジング作業の素早いプログラミングと再設定が可能。主要な協働ロボットメーカーとの互換性があるため、既存の生産現場のレイアウトやアプリケーションに対応できるのが特徴です。
OnRobot Eyesは、奥行知覚が可能な小型の2.5Dカメラです。すべてのOnRobot製グリッパーに対応しており、ロボットの手首または外部に取り付けることが可能。専用のプログラミングツールを使って視野と対象物を簡単に登録でき、1画像のキャリブレーションと部品認識にかかる時間はわずか数分。技術的な知識の少ない従業員でもセットアップできる仕様になっているため、素早い導入を叶えられます。
※引用元:OnRobot公式YouTube(https://youtu.be/ihk--wg8Md8)
コンベヤの設計・製造・設置および保守を中心とした物流機器およびシステムを提供しているオークラ工業。自動化による生産性の向上を模索しており、そこで出会ったのがOnRobotのVGC10バキュームグリッパーでした。
協働ロボットと組み合わせることで、これまで手作業で行っていた製造後のローラーの積み込みと荷下ろしを完全自動化。それにより従業員が工作機械の前で何時間も待機する必要がなくなり、より重要な作業に人員をまわせるようになったことで人的リソースの最適化を実現しています。
※引用元:OnRobot公式YouTube(https://youtu.be/W0SsJNQ0SpA)
自動車部品を製造しているメーカーで導入された事例です。人手不足を解消するために一部の製造工程の自動化を検討していたところ、代理店から提案を受けたOnRobot RG2グリッパーと他協働ロボットの導入を決定。
OnRobot RG2グリッパーはカスタムフィンガーチップが豊富で、把持する製品に合わせたカスタマイズが可能。手動工程を完全自動化したことで、全体で35%のコスト削減を達成しています。
※引用元:Doosan Robotics公式HP(https://www.cobot-smx.jp/products/m0609.html)
※引用元:ユニバーサルロボット公式HP(https://www.universal-robots.com/ja/ユニバーサルロボットについて/ニュースセンター/ユニバーサルロボット-smc社の協働ロボット用真空グリッパユニットを-urplus製品として認証/)
※引用元:Techman Robot公式HP(https://www.tm-robot.com/ja/heavy-payload/)
※選出基準(調査時期:2021年7月、編集チーム調べ)
「性能」:汎用性の高さを維持できる100kg以下の協働ロボットのうち、最大可搬重量・最大リーチ数を誇っている点。
「シェア」:世界シェアNo.1※1の協働ロボットである点。
「簡易性」:カメラ内蔵型協働ロボットを世界で初めて開発※2し、視覚による操作性を実現した協働ロボットである点。
※1参照元:ロボットによる社会変革推進会議2019年調査[PDF](https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/robot_shakaihenkaku/pdf/20190724_report_01.pdf)
※2参照元:SSI公式HP(https://ssi-robot.co.jp/tm-robot/)